
もう随分と前の話に成りますが、
小作品展が終わり、慌ただしくその後の生活を送っていて、
今やっと振り返っています。
やはり、何かしらの影響を受けた上で、
真摯に制作をし、展示物を置き、
人に知らせ、人に見てもらうまでのプロセスは
ちゃんと踏まなければ成らないなと。
今回もまた反省している次第です。情けない話。
ただ、展示をしていると、やはり見張りをせねば成らない事から、
毎日日替わりで一人ずつアトリエに居たのですが、
実はその時間が私はとても楽しかったのでした。
この日揮を書いてから後、
また同じ様な事をアトリエのblogでも振り返るでしょうが。
実際、アトリエを制作してからこっち、
実制作は殆ど行っていない状態でした。
言わば、作りっぱなしの状態で、
有意義に使っているとはとても言えない様な。
それが、久しぶりに訪ねて、一日中あの空間で過ごし、
町の動きに耳を傾け、くふふふと一人で楽しみながら
過ごす一日はとても有意義で。
そこに、たま〜に展示に気付いて階段を上がってきてくれる方が居る。
その方と交流を持つ。
自分の作品の話をする。
その方の話を聞く。
その時に、私は1つ、気付かされました。
これがきっと、この町に存在する意義だな。
以前は、とても流動的な、活発で賑やかな、
絶え間ない交流を求めるそんな場所にアトリエを導こうと
ある種躍起に成っていて、でも出来ない。
そんなジレンマが、私達を苦しめ、中々気乗りのしない日々。
でもそれは、もともとこの場所での形では無いのかもしれません。
私に能力が無いのも要因です。
ただ、一日をアトリエで過ごして、
自然に、この町の流れに同化しているこのアトリエが、
愛おしく感じました。
こんな事を書くのはとても恥ずかしいですが。
書いてしまった。
親ばかみたいなモノかも知れませんね。
それはもっと恥ずかしいですけど。

私の考えって、社会の中では甘いんでしょうか。
そんなんじゃやってけないし、誰も興味持たないよ!
って呵られるかもしれないですね。
でも、生活を基準に置いて制作をしている私にとっては、
それがお気に入りの進み方。
そうやって、これからも活動していきたいなと、
思って、おり、ます。
くふふふ

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