気になる 16

大使館での展示も、残す所あと1日。

何だかんだで、あっという間です。


今年の振り返りはまた今度するとして、
展示は明日まで。
そして、明日また部分を増やします。
電車にちゃんと乗れればの話なんですが。

もしかしたら何往復かしないと駄目かもしれないな



今回の展示、皆に指摘されたのは、目立たないと言う事。
場所がなぜあそこなのか?と言う事。
何がやりたかったのか?と言う事。

思いっきり、力不足です。


でも一番気にかかった事は、
「作品」と呼ばれてしまう事。


私には、作品はまだ早いんです。
まだ、と言うか・・
これは精神論で、甘い考えでは有りますし、
この営利的な社会の仕組みの中で生きていくには
仕方の無い事かも知れません。

いや、仕方無いんでしょう。

でも私が小さい頃にクレーを観て憧れた世界はそんなものでは無かった。
無論、クレーを日本で観れたと言う事は、
私もこの社会に助けられているからこそですが、
その話ではなく、
私は周りの状況を気にせずに追求したい気持ちが強い。

家庭を持ったりすると、
そんなものは幻想であったと認めざるをえなくなるんでしょうか。

出来ればそうなりたくはない。


甘いのかな・・・


「作品」って、私には言わば最終形態、完成品。
完成品なんて、この歳で作れるのか。
いや、作れるはずが無い。

作れたと言う人が有れば、
その作ったモノはそこで終わってしまうのではないか。

そんな想いが強くて、なかなか結果を出せない22歳、2009年冬。

あれ、22だっけ・・23か?
最近あやふやです


こんな人間が、競争社会に放り出されれば、
死に絶えていくのは目に見えている。
と思って、私はやはり、機関に身を置く事を考えています。
その方が、半ばに居られる。

典型的に甘い人間の発想でしょうか。

中途半端な人間だと、非難されるな。


でも研究者で居られれば、理想的な将来なんだけれど。


取り敢えず、1月、3月と展示が有ります。
どちらも自分の想い通りに出来る場所。
出来る事を、やってみようと思っています。

前向きに。


年内、最後の創作は、一体何に成るやら。
出来る限り作ってみます。

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