個展が無事終わりました。
まずは、来て頂いた方、ありがとうございました。
場所も場所だけに、一週間に訪れて下さった方は四十数名。
それでも、一週間のうちに東京の外れに訪れて頂いて、
本当に感謝しています。
振り返る事は重要だと思うので、一週間を振り返って。
本日、3月31日で、大学3年生も終わりを迎え、
明日、4月1日からは、いよいよ4年生と成ります。
ちょうど、その節目の時に、有る程度まとまって実験を観てもらえ、
自分にとってのよい一区切りと成りました。
3年間、一つの考えをああでもないこうでもないと重ねた一部を、
一つの形として提示出来たのは、とても勉強になったし、
今後の意欲にも繋がりました。
実際の所、多くの方にもっと意見を聞きたかったと言うのも有るけれど、
それでも、来て下さった方が、疑問や提案を投げかけてくれるという事が、
私には何よりの勉強でした。
以前、谷門美術の谷門さんとお話しした時に、
「どうしても”展示”をするという行為に疑問を持ってしまう」という事に対して、
「今までお世話になった人たちへの恩返しだと思ってみれば良いんじゃないかな」
と言ってもらった事があります。
今回個展をしてみて、本当にその言葉を実感しました。
今まで、周りに迷惑をかけ、かけ、かけ続けている私に出来る事は、
やはり、この道を進んで後悔はしていないと言う気持ちを、
ちゃんと形に表す事なんだと思うのです。
死ぬまで、自分は納得をしないだろうけれど、それでも、
今出来る事を形にして観せる事は、確かに、恩返しだなと。
年々、人の縁も大切に成ってきます。
前はもっと突っ張っていて、どうでもいいなんて思っていた事も、
今と成っては後悔したり。
個展をしてみて、色々と感じ入る一週間でした。
嗚呼、この拙い文章力ではなんとも・・
感謝の気持ちが伝わり切らない気が・・
Right : [ There are "wooden boards" ] 2009
Left : [ There are no much "difference" ] 2010
一日に出来る事は少ないけれど、それで良いんだ、
毎日を一つ一つ過ごそう。
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